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子供の日に児童養護施設でイベントを開催

 Happy Elementsは、中国の子供の日である6月1日に、中国河北省趙県の児童養護施設「希望の家」の50人の孤児のために子供の日のイベントを開催しました。

Happy Elementsの従業員ボランティア、「Anipop (开心消消乐)」のユーザー代表、そして河北人民ラジオのリスナーたちが、子供たちと一緒に遊び、子供の日を祝いました。Happy Elementsは、子供たちのために色々な面白いゲームを用意し、絵描きゲームでは、子供たちが自分の思う「happy」を描きました。最後にはHappy Elementsから、「Anipop (开心消消乐)」のキャラクターグッズをプレゼントしました。

六年支援し続ける

子供の日のお祝いイベントは、「希望の家」のダイニングスペースで行われ、笑い声に溢れたこの場所は、Happy Elementsの寄付で改装を完成しました。

趙県の「希望の家」は、2001年に設立した施設であり、当初は資金不足で運営が厳しい状況でした。「2005年に、最初の1人の孤児を引き取ってから、最大150名の子供を養護したことがあります。引き取る子供の人数が多くなり、古い施設の環境は子供たちのニーズに答えられなくなってきました。」と創立者の冯 院長が記者に語りました。

2011年からHappy Elementsは「希望の家」に寄付を続けており、寄付金はキッチンや部屋の建築工事、そしてWebサイトの制作に使われています。また、本や家電を寄贈し、休日には子どもたちと一緒に過ごして彼らの成長をサポートしています。

人々に「希望の家」のことをもっと知ってもらうために、Happy Elementsは「希望の家」のオフィシャルサイトを制作したり、子どもたちと「希望の家」のショートフィルムを製作したり、「希望の家」を出ても社会に溶け込めるように、インターネットを子供たちに教えました。

「CSRはHappy Elementsの会社文化の一部で、『世界をより楽しく』というわれわれのビジョンの重要な一環でもあります。」と、Happy Elementsの王 海寧CEOが語りました。「それは、ユーザーに楽しいゲーム体験を提供するだけではありません。子どもたちが楽しく成長できる環境作りも重要です。インターネットで公共の利益を実現するという新たなCSRの形態で、われわれインターネット企業の独自性を発揮し、子どもたちが時代とともに成長できるように、今後も支援を続けていきます。」

 

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中国調査会社「易观智库(Analysys)」が「二次元产业专题研究报告2015-2016」(中国ACG業界研究レポート2015-2016) を発表しました

「Shanghai International Film Festival 2016」に関連して、中国の調査会社である「易观智库(Analysys)」が、「二次元产业专题研究报告2015-2016」(中国ACG業界研究レポート2015-2016)を発表しましたので、一部をご紹介いたします。

なお、ACGとは、Anime(アニメ)、Comic(漫画)、Game(ゲーム)を合わせた領域を示しています。

1.ユーザー数
2016年中国のインターネット上におけるACGのコアユーザー数は568万人、ライトユーザー数は8,028万人に到達する見込みです。

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2.性別
2015年の男性ユーザーは57.5%、女性ユーザーは42.5%

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3.年齢層
2015年は24歳以下のユーザーが60%近くに

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4.地域
北京・上海・広州・深圳の四大都市だけでユーザーの18%を占めます。特に、広州と深圳は香港・台湾と近く、昔から海外のコンテンツの流通が中国内陸部より多い地域です。

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各グラフは調査報告を元にHappy Elements Asia Pacific社で作成

 

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中国VRレポート 潜在ユーザーは2.86億人に【抄訳】

記事は、3367.comの記事「VR研究报告:中国VR潜在用户规模已达2.86亿」(VR研究レポート:中国における潜在ユーザー数は2.86億人にのぼる)を抄訳しています。

第12回TFC(Global Mobile Game Conference)で、「暴風魔鏡」(Mojing)社は「国家広告研究院」、「知萌咨詢」(SocialBeta)と連携し「中国のVRユーザーの行為研究レポート」を発表した。

レポートによると、中国におけるVRの潜在ユーザー数は2.86億人にのぼる。
(潜在ユーザー定義:VR技術を聞いたことがあり興味を持っている人)
これらの調査から、中国の将来のVR産業市場規模は、1万億人民元以上と推測できた。

2015年にVR機器を購入したコアユーザーが2016年に購入したいVR機器の中で第一位となったのは、VRメガネであり83.1%を占めた。VRメガネを購入する理由は、以前利用していたVRメガネを買い換えたいからだと言う。第二位は、PCとつなぐVRヘルメットであり、その比率は3割以上。VRメガネはとても便利で操作しやすいため、VR機器のトップになりつつある。

<VRユーザーの状況>デジタル製品が好きなオタク男性、毎日の使用時間は34分

初めて中国のVRユーザーが調査され、特にコアユーザーにはデジタル製品が好きなオタク男性が多い事が分かった。コアユーザーの中で男性の比率は7割以上を占め、年齢層を分析すると24歳から34歳までが6割以上だった。

また、VRのコアユーザーはコアなネットユーザーでもあることが分かった。毎日のスマートフォンの平均使用時間は4時間以上であることから、モバイルVRは将来大いに成長するかもしれない。

今後、VRサービス提供側は「ユーザーの拡大」と「異なるユーザーへの適切なアプリとコンテンツの提供」という2つのポイントに力を入れる必要があるとレポートは指摘している。

コアユーザーはどんなVRコンテンツを利用しているのだろうか。

調査によると、映画、パノラマビデオ、VRゲーム、パノラマビュー、そしてパノラマ写真などはコアユーザーに人気があると分かった。iMaxのような巨大スクリーン映画は一番人気で比率は8割以上占めている。その一方、女性ユーザーはパノラマストロールと写真を良く使うそうだ。一番人気な映像コンテンツは、SF映画、欧米系映画、戦争映画、グラビアビデオとされ、ユーザーはインパクトのある内容を特に愛好するとみられた。

また、コアユーザーは室内に長時間にいるものの、室外での活動と旅行に対する憧れがあることが分かった。42.4%のコアユーザーは旅行に憧れると述べ、それゆえにVRを通した観光地に関わるコンテンツに注目している。コアユーザーに好きな観光地を聞くと一番人気だったのは自然風景を見ることで、その比率は85.7%。次は有名な古代遺跡で比率は44.2%。この事実こそが多くの観光地自体がVRのコンテンツを制作し始めた原因である。

# 「中国VRユーザー行為研究レポート」は中国15都市県から合計5,626サンプルをとった数字

 

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Tencent CEOが全人代で提案 「海賊版を撲滅」に期待【抄訳】

 本記事は、娱乐资本论の記事「娱乐资本论提问马化腾:“请给自媒体一个机会!”」(娱乐资本论Tencent CEO 馬化騰氏に聞く!)を抄訳しています。

今年の全人代と政治協商会議(全人代=日本の国会にあたる全国人民代表大会、政治協商会議=国政助言機構の全国人民政治協商会議)において、騰迅(Tencent)のCEOである馬 化騰 (Pony Ma)氏は参会委員として助言議案を提案した。

馬氏は、コンテンツ産業に様々な意見を出し、「個人と集団のイノベーションの強化不足」、「政府管理と審査政策の調整の必要性」、「ネット上での海賊版コンテンツの氾濫」という課題を指摘した。

また、議案の全文を読むと「海賊版を撲滅」という主旨が強く強調されている。

審議会中、馬氏は「業界の一部は、海賊版を審査する前に一度撤退したが、審査が終わった後にすぐに戻ってきた」と述べ、加えて「ネット文学やネットアニメ配信などの分野で色々な問題が発生し、まだ解決されていない状態だ」と述べた。

馬氏は同時に解決策も提案した。

  1. 政府は管理体制を改善し、デジタルコンテンツ産業発展により豊かな環境を提供する。
  2. 著作権の保護を強化し、様々な手段を運用して海賊版を撲滅する。
  3. 政府による支援を強化し、優秀なオリジナルコンテンツ創作を促す。
  4. 業界協会の役割を積極的に促し、業界審査と自粛をより一層強化する。

『「ゲーム」、「ドラマと映画」、「音楽」、「文学」、「アニメと漫画」というコンテンツ産業の各分野で、ゲームの分野は著作権保護の状況が最も良いため、著作権販売からの収益も多くなっている。「ドラマと映画」の分野で競争が激しい、BAT(Baidu/Alibaba/Tencent)、LETV、Sohuなど業界参入者は4社以上ある。オンライン音楽の分野での競争も熱く、著作権保護も推進しつつある。』

氏は、IP開発について「最近のドラマと映画を見ると分かると思うが、過去のIPから制作された作品が大半だ。投資側にとっては、新たなIPへの投資はリスクがあり、大量の資金を、成熟したIPに投資するほうが成功率は高いと考える。

ただ、我々は、IPは簡単にコピーすることができないので、多様なジャンルで様々なIPを開発すべきだと考えており、海外のIPにも興味がある。」と述べた。

 

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